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“権利”を大切にして、“責任”も守る

コラム

2026/08/16

 

働きやすい職場を選ぶ前に考えたいこと

 

給与は高いほうがいい。

休みは多いほうがいい。

有給も取りやすいほうがいい。

人間関係も良いほうがいい。

忙しすぎる職場は避けたい。

 

 

 

働く側が、より良い条件を求めるのは自然なことです。

自分の生活もありますし、長く働くためには待遇や働きやすさも大切です。

 

 

 

ただ、職場を選ぶときに

「自分が何をもらえるか」

だけで考えてしまうと、あとで苦しくなることがあります。

 

 

 

なぜなら、「良い条件」はどこからか自然に生まれるものではないからです。

 

 

 

働きやすい環境を整えることは、医院側にとっても大切な責任です。

ただ、それを「医院側だけの問題」と考えてしまうと、職場選びは少し運任せになります。

 

 

 

良い院長に当たるか。

良い仕組みの医院に当たるか。

良い人間関係に当たるか。

 

 

 

それを探し続けるだけでは、いつまでも「当たりの職場」を引くまで転々とすることになりかねません。

 

 

 

大切なのは、医院を見極めることだけではありません。

 

 

 

自分は医院に何を求めているのか。

そして、医院は自分に何を求めているのか。

 

 

 

そこを最初に確認することです。

 

 

 

 

いい条件は「余裕」から生まれる

 

 

 

有給を取りやすい職場には、誰かが休んでも診療が回る余裕があります。

給与を上げやすい職場には、給与に回せる金銭的な余裕があります。

勤務時間を短くしやすい職場には、業務を効率よく進める仕組みや、人員の余裕があります。

 

 

 

つまり、働きやすい条件の裏側には、必ず何らかの

「余裕」

があります。

 

 

 

では、この「余裕」はどこからくるのでしょうか。

 

 

 

もちろん、医院の経営方針や仕組みは大きく関係します。

ただ、現場でその余裕を実際に作っているのは、そこで働くスタッフ一人ひとりです。

 

 

 

・診療をスムーズに進める。

・患者さんに丁寧に説明する。

・アシストや準備を的確に行う。

・スタッフ同士で連携する。

・無駄な時間を減らす。

 

 

 

こうした日々の積み重ねが、医院の余裕を作ります。

 

 

 

そして、その余裕をどこにどう分配するかは医院ごとに違います。

 

 

 

給与に回すのか。

休みや人員体制に回すのか。

設備や教育に回すのか。

福利厚生に回すのか。

 

 

 

だから、職場ごとに条件は違います。

 

 

 

 

条件だけで選ぶと、ズレが起きやすい

 

 

 

より良い条件の医院を探すこと自体は悪いことではありません。

働く場所を選ぶ自由は、働く人にあります。

 

 

 

ただし、条件だけを見て職場を選ぶのは、かなりあてずっぽうです。

 

 

 

給与が良い。

休みが多い。

勤務時間が合う。

雰囲気が良さそう。

 

 

 

それだけで入職しても、医院側が本当に求めている役割がわからないままだと、あとでズレが出ます。

 

 

 

医院から見れば、

「この条件で来てもらうなら、こういう働きを期待している」

という考えがあります。

 

 

 

働く側がそこを理解しないまま入ると、

 

 

 

「思ったより求められることが多い」

「自分には合わない仕事を任される」

「医院側の期待に応えられていない気がする」

 

 

 

という状態になりやすくなります。

 

 

 

これは、どちらか一方が悪いという話ではありません。

最初に確認すべきことが確認できていなかっただけです。

 

 

 

 

人材不足の時代は、医院側も本音を言いづらい

 

 

 

今の歯科業界では、歯科医師や歯科衛生士の確保が簡単ではありません。

 

 

 

そのため医院側も、求人で強い希望を前面に出しづらくなっています。

 

 

 

本当は、

 

 

 

「メンテナンスをしっかり任せたい」

「アシストにも入ってほしい」

「忙しい時間帯を支えてほしい」

「患者さんへの説明を丁寧にしてほしい」

「長く安定して働いてほしい」

 

 

 

と思っていても、求人ではどうしても、

 

 

 

「働きやすい職場です」

「休みが取りやすいです」

「ブランクがあっても大丈夫です」

 

 

 

という伝え方が中心になりやすいことがあります。

 

 

 

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

医院側も、まずは興味を持ってもらわなければ応募につながらないからです。

 

 

 

ただ、その結果として、医院側が本当に求めている役割が見えにくくなることがあります。

 

 

 

だからこそ、働く側も受け身で条件を見るだけではなく、積極的に聞いた方がいいのです。

 

 

 

「この医院では、歯科衛生士にどんな役割を期待していますか?」

「メンテナンスとアシストの割合はどのくらいですか?」

「忙しい時間帯には、どんな動き方が求められますか?」

「長く働く人には、どんなことを大切にしてほしいですか?」

 

 

 

こうした質問をすることで、条件だけでは見えない医院の考え方が見えてきます。

 

 

 

 

医院とスタッフは、対等な関係

 

 

 

医院とスタッフは、上下ではなく対等な関係です。

 

 

 

医院は、給与、働く場所、患者さんと関わる機会を提供します。

スタッフは、技術、時間、経験、対応力、患者さんへの関わりを提供します。

 

 

 

どちらか一方が、ただ与えるだけの関係ではありません。

 

 

 

だからこそ、職場を選ぶときには、2つを一緒に考えることが大切です。

 

 

 

自分が大切にしたい条件。

そして、自分が医院に提供できるもの。

 

 

 

たとえば、

 

 

 

「患者さんへの説明を丁寧にすることが得意です。そのうえで、家庭との両立のために勤務時間はこの範囲を希望しています」

 

 

 

「メンテナンス業務を中心に力を発揮できます。予防に力を入れている医院で働きたいです」

 

 

 

「忙しい時間帯のアシストにも対応できます。ただ、長く続けるために休みの取り方は事前に相談したいです」

 

 

 

このように話せると、医院側もその人に何を任せられるかを考えやすくなります。

 

 

 

 

“権利”と“責任”は対立しない

 

 

 

権利を大切にすることは、悪いことではありません。

 

 

 

給与。

休み。

有給。

働きやすさ。

安心できる環境。

 

 

 

これらは、働く人にとって大切です。

 

 

 

ただ、その権利を使いやすい職場には、余裕が必要です。

そして、その余裕を作る一部を担うのが、スタッフの仕事でもあります。

 

 

 

だから、権利を大切にしたいなら、自分が何を提供できるかを考える。

責任を果たしたいなら、自分が大切にしたい条件もきちんと伝える。

 

 

 

“権利”を大切にして、“責任”も守る。

それは我慢することではありません。

自分と医院が、対等に納得して働くための考え方です。

 

 

 

 

シカマチが目指していること

 

 

 

働きやすい職場を作るには、医院にもスタッフにも余裕が必要です。

 

 

 

その余裕は、日々の診療を支えるスタッフの働きや、医院の工夫によって生まれます。

 

 

 

だからこそ、その大切な余裕を、人材採用やマッチングの高い費用で大きく減らしてしまうのは、もったいない。

 

 

 

シカマチは、そうした考えから現役の歯科医療従事者が作った、歯科業界向けの人材マッチングサービスです。

 

 

 

医院の負担をできるだけ抑えながら、働く人にも選択肢を広げる。

条件だけでなく、相性や考え方も含めて、医院とスタッフが納得してつながれる場所を作る。

 

 

 

シカマチは、歯科業界の中にある余裕を、できるだけ歯科医院とそこで働く人たちに残すための仕組みです。

 

 

 

一度働いてみることで、医院との相性や、自分が提供できる価値が見えてくることもあります。

 

 

 

職場を探す前に、まず自分の軸を知る。

シカマチは、そのきっかけになる働き方を広げていきます。

 

 

 

シカマチはこちら

 

https://skill-share-hub.com/about2/

 

 

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